愛好家が生んだ新世界
2010年11月20日(土) 記 : 鈴木 朗
 切手収集は世界中で愛されているコレクションです。
切手を封筒に貼り郵便局で消印を押して貰うFDCというものがあります。
1920年代、アメリカから世界に広まったコレクターズ・アイテムです。
後には特別な消印や記念印が用意されるようになりました。

 それまで絵柄の中で完結されていた切手の世界が、
特別に用意された封筒と消印と共にデザインされることで、別の世界が広がっています。
FDC その①
アルフォンス・マリア・ミュシャ(Alfons Maria Mucha, アルフォンス・マリア・ムハ)
アール・ヌーヴォーを代表するグラフィックデザイナーを紹介した切手です。
FDC その②
ディエゴ・ベラスケス(Diego Rodríguez de Silva y Velázquez)はバロック期のスペインの画家。
切手には 『フェリペ4世のマルガリータ王女』と『ラス・メニーナス』(女官たち)の絵画が使われています。