見て・知る、楽しい切手
2010年11月19日(金) 記 : 鈴木 朗
 世界の断片を手に入れて世界と繋がる。
切手には、そんなロマンや好奇心をかきたてる魅力が秘められていると思います。
個人の海外旅行が難しかった時代の大人や子供たちは、情報過多な現代と違い、切手を通して、見たことの無い世界や文化に触れることで、想像し好奇心を満たしていたのかも知れません。
 切手の楽しみ方の一つは、精巧な絵柄と美しさを堪能することにあります。
例えば、スウェーデンの切手の特徴は専用の彫刻刀を用いて版を原寸大で彫刻してゆく、精密な凹版技術があります。
 印刷技術の向上により、時代は細かな印刷を得意とするシルク印刷などに変わってきました。
しかし、スウェーデンでは今でも技法を守り、専門家を養成しいるそうです。
詩人アンデルソン生誕100年(1988年)
画像処理の拡大機能を使って、その技術の細かさを見てみましょう。

 切手の楽しみは、その国の文化に触れることです。
ここでは子どもたちや絵本をモチーフにした切手を御紹介します。
日本では見られない絵の表現が印象的で楽しいですね。